みんなで創る度会県!度会県民参加型プロジェクト
南伊勢町移住者と語る南伊勢の魅力プロジェクト
【前編】みかんフットパス in 内瀬
『こたつ de みかん in 南伊勢』
あっという間に夏が過ぎて、もうすっかり寒くなってきました。家で読書をするのも良し。紅葉を見にいくのも良し。なにをするにもちょうどいいのが、秋。
そんな秋におすすめしたいイベントがあります。
その名も、『こたつ de みかん in 南伊勢』。
真鯛とみかんの町。今回はみかんのほう。
南伊勢町は三重県南部、伊勢志摩エリアに属する海沿いの町です。38の農山漁村集落が連なり、美味しい食べ物が数多く生産されています。そして「たいみー」というゆるキャラの通り、なかでも真鯛とみかんが有名な町です。
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町民に大人気。顔はみかん、体は真鯛の「たいみー」。
みかんが一番色づく時期、そう、それは11月。
僕は1年半ほど前にこの町へ引っ越して、真鯛の養殖屋で働いています。せっかく住んでいるのなら、南伊勢の「もうひとつ」の魅力を味わってみたい。
そう、みかん狩りがしたい!
ということで早速、町内のみかん農家さんに一番みかん畑が色づく時期を聞いたところ、「11月」との返事が帰ってきました。11月にみかん狩りに行くプランを立てるため、現地に下見へ。
訪れたのは、南伊勢町の内瀬(ないぜ)。町内でも随一のみかん集落。まだ少し青さが残るみかんたちですが、来月からは本格的に収穫が始まるとのこと。
一番美味しいみかんの食べ方
漁村で味わう魚介類が美味しいように、とれたての食材を現地で食べるぜいたくは何にも代えがたいもの。今回のイベントではみかん狩り後、みかんを最も美味しく食べられるシチュエーションをご用意させていただきます。
ぼくたちは、みかん畑にこたつを置きます。収穫したみかんをこたつに持ち寄り、身体を温め合いながら旬を味わう。綺麗な海の景色も見えるかもしれません。
今回参加者のみなさんにお願いしようと思っていることがあります。こたつに置きたいものをひとつ、持ってきてもらいたいのです。たとえばブラウン管のテレビや新聞紙を置くも良し。はんてんを羽織るのも良し。
目指すのは田舎のおばあちゃんちみたいな、居心地の良いこたつ。
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みかん農家さんと遊ぶ某スタッフ。
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フットパスツアー
ぼくはこの町で、地域おこし協力隊という仕事をしています。町の魅力を発信するのが主な業務ですが、現在力を入れて行っている仕事のひとつにフットパスツアーがあります。簡単に説明させていただくと、町を歩いて魅力を探索するツアーのこと(※独自の解釈です)。
この町には外から観光客が訪れるような有名なスポットはありません。しかし、歴史や文化が感じられるスポットはたくさんある。それならば、住んでいる人しか知らないようなディープな情報を紹介して、「なにもない」と思われている町の魅力をちゃんと外に人に伝えよう。
そんなコンセプトに基づいて、今年の春に阿曽浦という町内の漁師町でフットパスツアーを開催しました。現在、集落の地図を製作中。
今回はみかん狩りの後、内瀬の集落を歩きます。知り合いがいなければきっと訪れることはない場所を、地元の人と一緒にナビゲートします。
集落の魅力をまるごと味わう。
道中では、集落の高い場所に位置する金比羅山にもご案内します。
みなさんにも写真を撮っていただきながら一緒に集落の魅力を発見して、内瀬の地図を作ることも目的のひとつ。希望者にはイベント後、完成した地図を送らせていただく予定です。
美味しいみかんを食べる。それだけでもいいのだけれど、生産者さんの想いを聞いて、こたつを囲み、そして集落の魅力ごと歩いて味わう。ぼくたちが今回企画しているのは、そんなイベントです。
三重県南部の秋を味わいに、南伊勢に来てみませんか?
スケジュール
13:00 ないぜしぜん村集合
13:30 みかん狩り
14:30 内瀬フットパスツアー
16:00 こたつワークショップ
17:00 解散
イベント概要
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開催日
11月16日(土)
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開催時間
13:00~17:00
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開催場所
南伊勢町ないぜしぜん村集合(南伊勢町内瀬1537-8)
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参加費
3,000円
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持ち物
・歩きやすい格好
・こたつに置きたい一品
・カメラ(スマホ可) -
お問い合わせ先
参加希望の方・問い合わせはmailをお願いします。
izawashunki@gmail.com(伊澤) -
その他
宿泊希望の方は、町内の宿泊施設へご案内します。
宿泊費、交通費に関しては、最大1万円までの補助があります。
詳しくはご相談ください。
お昼や晩ご飯をお考えの方のご相談も承ります!