みんなで創る度会県!度会県民参加型プロジェクト
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2020年の度会県を振り返って
度会県民の皆様へ
いつも度会県を応援していただきありがとうございます。
早いもので2020年ももう終わろうとしています。
この一年間、新型コロナウイルスの影響は仕事や生活などあらゆる面に及びました。
この危機をどう乗り切るか、コロナ後の社会はどうあるべきか、誰もが考えざるをえない一年になりました。
度会県でも、感染拡大を避けるため、これまでのような現地集合型のイベントができなくなりました。
リアルにつながるイベントの実施が難しい中、これまでに皆様からいただいたご意見やアンケート結果などを振り返りながら、このような時代に度会県には何ができるのだろうかと考え、新たなチャレンジを進めてきました。
いろいろと試行錯誤しながらこれまで取り組んできた度会県のこの一年の軌跡を、この機会に改めて皆さんと一緒に振り返りたいと思います。
目次
・2~3月:新型コロナウイルスの感染拡大を受けてイベントを中止しました
・6月:「お家にいながらつながろう!3つの度会県応援プロジェクト」がスタート!
・10月:「度会県×OTONAMIE おんらいん♨さろん」がスタート!
・度会県に多くのご寄付をいただきました
・2021年に向けて
・2~3月:新型コロナウイルスの感染拡大を受けてイベントを中止しました
感染拡大を阻止するため、予定していた2つのイベントを中止しました。
すでに参加申し込みもいただいており苦しい決断でしたが、ご理解いただいた皆様には感謝申し上げます。
・地域づくりと関係人口セミナー
・鳥羽なかまち アートの裏路地ツアー
・6月:「お家にいながらつながろう!3つの度会県応援プロジェクト」がスタート!
新型コロナウイルスの流行により、観光客が減少した観光業界、飲食店に食材を出荷していた生産者などに大きな経済的打撃がありました。
一方で、リモート会議やオンライン飲み会など外出しなくても人々とつながれる新しい生活スタイルが浸透してきました。
そこで、自宅にいながら度会県とつながり、度会県を応援できる3つの方法を提案することにしました。
(告知記事)
①買って応援!
フェイスブックとメルマガで、地域の最新情報をお届けしました。
最初はネットで買える地域の特産物を中心に紹介していましたが、やがてSNSの投稿キャンペーンやプロモーション動画の紹介など地域の魅力発信の取組について幅広く紹介するようになりました。
これからもどんどん度会県の情報を紹介していくので、フェイスブックのフォローもよろしくお願いします。
(フェイスブックは こちら から)
②スキルで応援!
度会県民のスキルで、離れていても地域を応援してもらうことはできないだろうか…と考え、「写真」や「料理」の分野で協力を必要としている地域の声をお届けしました。
・東紀州地域の「SNS映えスポット」を教えてください!
”映える”度会県の景色をインスタグラムで発信している東紀州地域振興公社。
この記事の公開後、度会県民からおすすめスポットの情報提供があったそうです。
いくつかの場所にはすでに撮影に行き、インスタグラムでもアップされていますが、その撮影には私たち度会県スタッフも同行しました。
そのときの写真がこちら。
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(左)紀北町「種まき権兵衛の里」の風景 (右)卵卵(らんらん)ふわぁ~むのシュークリーム
度会県民の皆様、情報提供ありがとうございました。
インスタグラムで東紀州地域振興公社のフォローもぜひどうぞ。
・地元の酒粕を使いたくなるレシピを教えてください!
耕作放棄地を復田し、酒米栽培に取り組む南伊勢町の道行竈(みちゆくがま)地区。
この記事を見た度会県民の方から、酒粕を買えないかとの問い合わせがあったとのことです(当時はまだ酒販免許が無いため泣く泣くお断りしたとか)。
いまは酒販免許も取得できたため、地元でお酒を売る「チーム道行竈 販売所」を自分たちで設営したそうです。
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「チーム道行竈 販売所」設営中の様子
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今年の道行竈のお米
また、酒粕のレシピも引き続き募集しているとのことですので、ぜひ応援よろしくお願いします。
③読んで応援!みんなで考えよう!
コロナ後の社会はどうなるのか、度会県民として地域にどう関わっていけるか…
先が見通せない今だからこそ考えたい、これからの地域との関わり方について想像するきっかけとなるコラムを連載しました。
これまでの連載回数は8回。合作してもらった回もあるので全員で13名の方にご協力いただきました。
(バックナンバーは こちら )
また、コラムの寄稿後もオンラインサロンに参加していただくなど、執筆者の皆様には引き続き度会県に関わっていただいています。
改めてこの場を借りてお礼申し上げます。
今後もどうぞよろしくお願いしますね。
・10月:「度会県×OTONAMIE おんらいん♨さろん」がスタート!
テレワークやオンライン授業でZoomなどウェブ会議システムが一般的なものとなりました。
そこで、度会県でも、地域と度会県民をつなぐオンラインサロンを開始しました。
これまで三重県内の魅力的な人々、場所、イベント等の情報を発信してきたウェブマガジン「OTONAMIE(オトナミエ)」とコラボし、地域のキーパーソンをゲストに招く「度会県×OTONAMIE おんらいん♨さろん」としてスタート。
これまでに4回のサロンを実施し、多くの度会県民の参加者に楽しんでいただいています。(過去の開催結果は こちら から)
いただいた感想の一部を紹介します。
「ゲストの方の素直に生きている感じが伝わってきて、お話しを聞くだけでなぜかホッとしました。」
「地元民ではない人が何度でも足を運びたくなる、あるいは定住したくなるまちづくり応援しています!」
「『度会県』という行政を超えたつながりができるのが非常に魅力的だと思っています。とても意味のある試みだと思っているので、未来の三重県を考える一県民として、積極的に活動したいです。」
「これまでは、クリエイティブな分野で『何者か』にならないと中心人物になれないのかな、と思っていました。しかし、今日のお話を聞いて、自分が好きな街で、好きなことを発信しながら、思いを共有できる仲間ができれば、自分にもできるんじゃないかと思えるようになりました。」
そして、ゲストの方々も、サロンに刺激を受けて新たな挑戦に向かって動き始めています。
第1回のゲストの浅尾大輔さんは、サロン参加者に教えてもらった情報を参考に、漁業を手伝ってくれる旅人を受け入れられるよう準備しているそうです。
また、第3回のゲストの鳥羽市「なかまち」でも、空き家リノベーションの資金集めのためクラウドファンディングを立ち上げようとしているそうです。(募集開始の時は度会県でもお知らせします!)
2021年も1月から4回分のオンラインサロンを予定しています。
参加者募集はこのウェブサイトとフェイスブックで随時告知していきますので、興味を持った方、ぜひお気軽にご参加ください。
途中入退室もOKですし、顔出しせずにアバターでの参加も可能です。
・度会県に多くのご寄付をいただきました
「度会県×OTONAMIE おんらいん♨さろん」の運営経費に充てるため、10月から12月末までクラウドファンディングを募集しています(詳しくは こちら から)。
これまで寄付をいただいた皆様、どうもありがとうございました。
また、企業の皆様からも応援のご寄付をいただいています。
ご寄付いただいた企業については こちら のページで紹介しています。
皆様からいただいた寄付で、度会県を盛り上げるために一生懸命がんばります!
・2021年に向けて
皆様の応援のおかげで、この2020年は新しい社会を見すえた関係づくりに向けて少しだけ前に進めたかな、と思っています。
とはいえ新型コロナウイルスの感染収束はまだ見えて来ず、模索はまだまだ続くのですが、地域を応援していただく度会県民の皆様とともに歩んでいきたいと思います。
どうか2021年も皆様と度会県にとって実り多き年でありますように。
それでは、どうぞよいお年をお迎えください。
2020年12月 度会県スタッフ一同