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尾鷲市その他プロジェクト

尾鷲市での「おてつたび」に参加して

尾鷲市での「おてつたび」に参加した首都圏在住の3名の大学生(粕谷さん、原田さん、福本さん)にお話しを伺いました。
「おてつたび」とは、地域の困りごとをお手伝いすることにより報酬を得ながら旅行する人と地域をマッチングするWebプラットフォーム。余談ですが、「おてつたび」を運営する株式会社おてつたびの創業者は、尾鷲市の出身!

~目次~
1.地方での暮らしや自然、一次産業に魅力を感じ「おてつたび」に参加
2.甘夏の収穫と空き家の整理
3.休日は尾鷲市の魅力を満喫
4.「おてつたび」後も関係は続く
5.お世話になった方々へ

1.地方での暮らしや自然、一次産業に魅力を感じ「おてつたび」に参加

Q.まずは、「おてつたび」に参加しようと思った理由を教えてください。
(原田)理由は三つあります。一つ目は、HPを見て、尾鷲市の自然・魅力に関心が生まれたこと。二つ目は、行政との関連事業であり、興味があった関係人口創出事業の一環だったこと。三つ目は、尾鷲での受け入れ先の方々があたたかく、優しそうな人だと感じたためです。
(粕谷)以前から農業や地方の町での暮らしに関心があったからです。
(福本)地方の暮らしへの興味関心が大きな理由です。私自身はこれまでずっと都会で育ち、地方のルーツを持っていません。そのため、自分の視野を広げられるような、訪れたことのない地域との出会いやこれまでにない体験を求めていました。「おてつたび」への参加を通してそうした経験を得られ、見識を広げられることを期待しました。

Q.実際に尾鷲市を訪れてみて驚いたこと、印象に残ったことはありますか。
(原田)みなさんフレンドリーで本当に優しい方が多かったです。
(粕谷)話していて明るい方が多かったので、尾鷲の方の人あたりの良さも感じました。
(福本)素朴な驚きですが、農家の仕事リズムに合わせて自然と早寝早起きの生活になり、都会とは違う時間軸で生きているような感覚が新鮮でした。また、海を望む高台の部屋で寝泊まりしていたので、朝日がとても綺麗に見えたことが印象的でした。

  • (豊かな自然が広がる尾鷲の風景)

都会で暮らす若者が、地方での暮らしや自然、一次産業に魅力を感じ、訪問してくれたことを地方に暮らす者として嬉しく思います。
さて、滞在期間は約一週間。彼らはどのような体験をし、どのような感想を持ったのでしょうか。

2.甘夏の収穫と空き家の整理

Q.お手伝いの内容を教えてください。
(原田)お手伝いの内容としては、木に実っている甘夏をハサミで収穫します。時には木にものぼります。また、収穫した甘夏を倉庫へ運搬する作業があります。甘夏は拳以上の大きさがあるので、運搬作業は身体への負担が大きいです。私は幼少時期から野球をしていて体力には自信がありましたが、身体にきました。しかしながら、おじいちゃんたちが軽々と作業しており、驚きました。
(福本)山の斜面一面に植えられた木々の一本一本から、全ての実を取りきっていく作業は、初め途方もないように思われました。しかし、だんだんと慣れていくにつれ、高い枝に如何にして登り、如何にして効率よく収穫するかを考えるのが面白く、気が付けば作業に没頭していました。農家さんやお手伝いに来ていらっしゃる地域の方々の熟練の技に驚かされるとともに、安全に作業できるよう細やかな配慮をしていただき、とても楽しくお手伝いができました。また、九鬼での空き家整理のお手伝いにも参加しました。その家で過ごした方々の息遣いを感じるとともに、これからこの家がどのように蘇り活用されていくのか、楽しみになりました。
(粕谷)普段の旅行とは異なる点として、ただお客さんという扱いだけではなく、同じ仕事を頑張る仲間としても迎えていただけた感覚があり、人との繋がりを強く感じられました。

  • (甘夏収穫の様子)

尾鷲市は、漁業と林業の街といったイメージがあるかと思いますが、甘夏栽培の歴史も深く、なんと60年の歴史があります。そんな甘夏の収穫と、空き家の整理のお手伝いをしてもらいました。
「お客さん」ではなく、「仲間」として一緒に汗を流した経験は何物にも代えがたいですね。

3.休日は尾鷲市の魅力を満喫

Q.お手伝いのない休日は、どのように過ごされたのですか。
(福本)熊野古道(馬越峠)を訪れ、天狗倉山の山頂まで登りました。道中かなりの急勾配もあり大変でしたが、山頂からは山と海に囲まれた自然豊かな尾鷲市街を一望することができました。
その後イセエビ漁師の方とお話して、生け簀のイセエビを見学したり、堤防で釣りを体験するなどしました。人生初の釣りで自分は残念ながら釣果ゼロに終わりましたが(笑)、友人たちの釣ったカサゴと漁師の方から頂いたイセエビはどちらも絶品でした。

  • (熊野古道伊勢路 馬越峠)

熊野古道伊勢路は外せないですね。馬越峠のほかにも熊野古道伊勢路にはたくさんの峠があります。ぜひ全峠の踏破にチャレンジしてみてください。
(熊野古道伊勢路について詳しく知りたい方は、ぜひ東紀州地域振興公社WEBサイト:https://kumanokodo-iseji.jp をご覧ください。)
また、地域の人々との交流によって内容の濃い休日を過ごし、尾鷲市の魅力を満喫できたようで、良かったです。

4.「おてつたび」後も関係は続く

Q.今回の「おてつたび」をきっかけに、今後も尾鷲市と関わっていってもらいたいと思います。
(原田)来年また甘夏収穫に行きたいと思っています。社会人になり時間がないかもしれませんが、また行きたいと思わせてくださる方々が沢山いらっしゃるので。また、2月にも、尾鷲に再訪しました。
(粕谷)再訪を重ねることがベストだと考える一方で、勤務先が尾鷲から離れてしまうので、オンラインを活用しながら情報交換を続けていきたいです。
(福本)これから社会人となり自由に使える時間も限られるため、再訪は簡単ではないかと思いますが、今回のご縁を大切にし、いつかまた直接お会いしに伺いたいと考えています。東京の店で尾鷲産の産品を見かけた際には、応援の気持ちを込めて積極的に購入していきたいと思います。

  • (尾鷲駅 たくさんの思い出とお土産を持ってそれぞれ帰路に)

再訪、オンラインを活用した交流、尾鷲産品の購入とそれぞれの関わり方を語ってもらいました。「度会県民」として、それぞれの関わり方でぜひ尾鷲市を盛り上げてもらいたいと思います。

5.お世話になった方々へ

Q.最後に、尾鷲市の方々へメッセージをお願いします。
A.(原田)これからも定期的に再訪できればと思っています。ぜひ尾鷲の魅力を多くの人々に広められるよう僕も努めます。
(粕谷)初めての「おてつたび」として受け入れてくださりありがとうございました。滞在した1週間は非常に密度の濃いもので忘れられない経験になりました。尾鷲という素敵な町を知る機会にできて本当によかったです。これからも尾鷲との関わりを大切にしていきたいのでよろしくお願いします。
(福本)今回の「おてつたび」を中心的にコーディネートしてくださった皆様、そして尾鷲の農園、店、街でお話した皆様、どなたも暖かく迎えていただき、改めて本当にありがとうございました。これからも尾鷲とそこに住む皆様を応援していきたいと思います!またお会いできるのを楽しみにしております!

  • (お世話になった宿泊施設の前で記念撮影)

皆さん、ありがとうございました。
度会県は、地域を想うさまざまな人びとが関わることで、尾鷲市を含む三重県南部地域を元気にしたい!との想いから、取組がスタートしました。
皆さんのように、それぞれの形で、できる範囲で地域に関わる人を増やす活動を続けていきたいと思います。
今後とも度会県をよろしくお願いします。

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